「なかなか寝れない」
「寝た感じがしない」
そういった訴えや感覚に陥りやすい方のために質の良い睡眠をするための5つのコツを紹介します。
結論として
- 入眠3時間前は食べ物を口にしない
- お風呂で半身浴をしてリラックス
- 室温を睡眠に適した温度・湿度にする
- スマホやパソコンを見ないようにして照明を調整する
- ベッドや寝具などの睡眠環境を整える
これらが5つのコツとなります。
以下に解説します。
目次
質の良い睡眠をするための5つのコツ
入眠3時間前は食べ物を口にしない
お腹がいっぱいになると眠くなりますが、夜、そのまま眠りにつくのは良くありません。
なぜなら、食べたものを消化するために胃や腸などの消化器が活動するため、ぐっすり眠れないからです。
生活習慣病の予防のためにも寝る直後の食事はオススメできないです。
夕食は、遅くとも眠る3時間前に済ませておくのがベストです。
お風呂で半身浴をしてリラックス
睡眠中は、脳や体を休息させるために基礎代謝が減るため、眠る前に上手く深部体温が下がらないと寝付きが悪くなります。
体温が上がっているところから下がり始めたときに眠気が起きるため、しっかりと体温を上げておく必要があるでしょう。
そこでオススメは半身浴をすることです。
これによって手足が温まり、体温が上昇する分、発汗や放熱を促すからです。
長風呂の場合は、就寝2時間前くらいにお風呂からあがるのがベストです。
就寝直前にお風呂に入る場合は、ぬるめのお湯にさっとつかるのがよいでしょう。
室温を睡眠に適した温度・湿度にする
眠りに理想的な室温はおおよそ26℃、湿度は50〜60%と言われています。
ただ、季節によって部屋の温度はまちまちですので、冬は18℃、夏は25℃くらいにすると良いそうです。
乾燥した季節は加湿器を使用することで温度を上げても体の乾燥を防ぐことができます。
エアコンや暖房を使って室温を調整する場合、直接風が当たらないように工夫して、寝付いてから1時間くらいで切れるようタイマーセットしましょう。
スマホやパソコンを見ないようにして照明を調整する
睡眠の質に関係しているメラトニンというホルモンは、明るいと抑制され、暗くなると分泌が増えるといわれています。
そんな特性を考えて、眠る1時間前から暗めの暖色系の照明に切り替えると、脳の興奮や交感神経活動も低下し、メラトニンも促進。
間接照明などで黄色や赤みがかった光でリラックスするのがオススメです。
逆にブルーライトと呼ばれる青に近い白色のあかりは、目覚めの色として知られています。
ですので、寝る前は、決してスマホやパソコンを見ないこと。
これを守るだけでも睡眠の効率と質がぐっと上がると言われています。
ベッドや寝具などの睡眠環境を整える
質の良い睡眠のために、忘れてはならないのが寝具。
パジャマやふとん、シーツなど、眠る際にお世話になるアイテムを、熟睡のために最適にしておきたいですね。
ベッドに大切なのは、吸湿性と通気性。寒い時は保温性が高く、暑い時は放熱性の高い素材を選びましょう。
睡眠はヒトが活動する上で必要不可欠なものです。
その睡眠の質を上げることができると良い1日を過ごすことが出来ると思います。
参考になれば嬉しいです。
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