朝や休憩中の日課としてコーヒーを飲むことがある方も多いでしょう。
コーヒーにカフェインが含まれているということは、皆さんご存知だと思います。
また、カフェインを取り除いたデカフェインやカフェインレスがあることも知っていると思います。
具体的にカフェインを取り除いたこれらが健康にどのような影響があるのか知っているでしょうか?
今回はカフェインレスの健康への効果をまとめていきます。
そもそもカフェインとは?
カフェインとは、植物に含まれている成分で、「アルカロイド」という苦味成分の一種です。
コーヒー豆や茶葉(紅茶)などの植物に多く含まれていて、コーヒーや紅茶の苦味のもとになっています。
「苦い」と感じるのはカフェインの成分であったんですね。
そして、コーヒーを飲んだ後「目が覚める」感覚になると思います。
この「目が覚める」という感覚は、カフェインの覚醒作用によるものです。
脳内には興奮を抑える「アデノシン」という物質があります。
カフェインはこのアデノシンの働きをブロックするため、カフェインを摂ると目が覚めるといわれています。
そのため朝や昼に飲むと目が覚めますが、夕方や夜に飲むと睡眠の妨げになります。
他にもカフェインには解熱鎮痛作用、強心作用、利尿作用などがあるといわれています。
カフェインレスとは?
カフェインが含まれていないわけではなく、「カフェイン含有量が少ない」ものを指しています。
デカフェ、カフェインレスには若干でもカフェインが含まれている可能性があり、デカフェは「取り除いた」もの、カフェインレスはもともと「少ない」ものという違いがあります。
カフェインレスはカフェインの含有率が0.1%以下に抑えられたものを指します。
カフェインレスのメリット
カフェインレスコーヒーの一番のメリットは、カフェインの作用を気にする必要がないところにあります。
実はコーヒー自体は香りにリラックス効果があるといわれていたり、ポリフェノールが多く含まれるといわれています。
そのため、カフェインを気にせず、コーヒーを飲むことができます。
また、妊娠中・授乳中の女性にとっては、カフェインの作用を避けるのにカフェインレスコーヒーが適しているといわれています。
カフェインが妊娠中・授乳中の女性に与える影響として、発育の阻害や早産または死産などのリスクが高まるといわれています。
そのため、カフェインレスやデカフェ、ノンカフェインをやはり選んだ方が良いでしょう。
ノンカフェインとパッケージに表示されていたり、コーヒーショップでも選べるようになっています。
そのため摂取する時間を考えて選択できると良いですね。
参考になれば嬉しいです。
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