サンクトジャパンから発売されているCOMPRE Floss(以下、コンプレフロス )をご存知でしょうか?
社長が元サッカー日本代表の秋田豊さんであることでも有名ですよね。
バンドを体に巻きつけて自動運動や他動運動を行うことで筋膜や皮膚に対してアプローチし可動域向上や動作時の違和感を軽減することができるというものです。
今回は
- コンプレフロスの使い方を知らない
- コンプレフロス に興味がある
- リハビリでの使用方法は?
といった内容を中心に解説していきます。
私が普段帯同しているサッカー部の物品としてあり、外傷後のコンディショニングや試合後のケアで使用しています。
使用していて効果あることが分かったので紹介していきたいと思いました。
コンプレフロス とは?
ドイツで著名なスポーツ理学療法士スヴェン・クルーズ 氏との共同研究によって、「Easy Flossing」のコンセプト を基に開発されたものです。
天然ゴム製のバンドを身体に巻き付けて圧迫し、自動運動や他動運動を行うことで、関節可動域の増加や、動作時の違和感を緩和する効果が期待できるコンディショニングツールです。
主な目的は筋の組織の筋膜のリリースや癒着の改善のようです。
そのため、スポーツをしている方だけでなく、日頃長時間同じ姿勢で負担や疲労を感じている方に対しても有効です。
サイズは1インチから3インチまであり使用場所によって変わります。
- 1インチ 手指や手関節用
- 2インチ 上肢・肩関節・足関節
- 3インチ 腰部・体幹
といったように使用する箇所によって幅の違いを使い分けます。
またバンドの強度も色によって変わります。
コンプレフロス の使い方
今回は代表的な足関節と肩関節の使用方法を紹介させていただきます。
サンクトバンド さんのHPとYouTubeもリンクで載せておきますのでご参照ください。
下肢(足関節)
- 50%(1.5倍)の長さになる強さで、バンドを引っ張りながら巻く(※怪我の直後などは、まずは30%の強度で使用して様子をみてください)
- コンプレフロスの半分(1/2)が重なるように巻く
- コンプレフロスを巻いてから、自動運動と他動運動を2分間行い、コンプレフロスをはずす
- 心臓から遠いところから、心臓に近い方に向かって巻く
https://www.youtube.com/watch?v=tY9dpK8kL_c&feature=emb_err_woyt
注意点として
自動運動の際は、曲げる・伸ばすだけでなく、スクワットやランジなどの動きをするようにしてください
とのことです。
上肢
- 50%(1.5倍)の長さになる強さで、バンドを引っ張りながら巻く(※怪我の直後などは、まずは30%の強度で使用して様子をみてください)
- コンプレフロスの半分(1/2)が重なるように巻く
- コンプレフロスを巻いてから、自動運動と他動運動を2分間行い、コンプレフロスをはずす
- 心臓から遠いところから、心臓に近い方に向かって巻く
注意点として
ライムグリーンは肘に隙間をあけずに巻いても肘を曲げる動きができますが、強度の高いバンドで曲げにくい場合は、軽く肘に隙間をあけて試してください。
自動運動の際は、曲げる・伸ばすだけでなく、腕立て伏せをしたり、ダンベルをもって動かしたりしてください。
とのことでした。
いかがでしょうか?
個人的には使ってみて効果があり、筋疲労や可動域改善に役立ている印象です。
比較的安価に手に入るものですし是非試してもらいたいものであります。
参考になれば嬉しいです。
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