サッカー競技のトレーニングとコンディショニングのポイント【基本のトレーニング】

  • サッカーを自分でしている
  • サッカーの指導やトレーナーをしている
  • 色んなスポーツのトレーニングに興味がある

方に向けた内容になります。

筆者も何年も高校サッカー部のトレーナーを行っておりトレーニング、コンディショニングを行うことが多くあります。

私はトレーニングやコンディショニングで関わる上で「障害・外傷予防」「パフォーマンス向上」の二つを焦点においています。

その中でトレーニングとコンディショニングについてまとめましたので参考になれば幸いです。

前半はトレーニングについてまとめていきます。


フィジカルとスキルのバランスが重要

サッカーはボールを使う競技ですのでフィジカルのみが上がればサッカーがうまくなるというものではありません。

ボールを扱う技術があります。

単純な走る・跳ぶ・蹴る・体を強くするなどはトレーニングによって効果が出やすいですが、ボールを用いた動作は見えにくいです。

しかし、ベースとなる基礎体力が無ければその上の能力も上がらないので基礎体力をまずは広げていくことが大事です。

まずは長く走る・速く走る・素早く動く・高く跳ぶ・当たり負けないといったことが求められるでしょうか。

実際に私が行っている主なストレングス系のトレーニングは以下の通りです。

  • 素走り(持久力up)
  • インターバル走(間欠的持久性)
  • 10mダッシュ(スプリント)
  • ラダートレーニング(素早く動く)
  • チューブや重量物を使ったジャンプ動作(高く跳ぶ)
  • チューブダッシュ(当たり負けない)
  • ウエイトトレーニング(筋力向上)

それぞれの細かい内容に関してはまた別に書いてみようかと思います。

スキルに関しては私自身がサッカー競技をしたことが無いので、監督やコーチの声掛けや話し合いからこういうことが必要で求めていることなのだと理解し、取り入れられるところは取り入れてみます。

例えば「サイドから速度の速いクロスボールを上げたい」ということがあればそれに関係する股関節を中心とした下肢筋力の強化や全身のバランスを鍛えるトレーニングを行います。

ボールだけ使ったスキルトレーニングではフィジカルに限界があるし、フィジカルトレーニングではスキルに限界があります。

そのため、フィジカルとスキルのバランスを考えながらトレーニングメニューを組み立てることが重要かなと思います。

トレーニングはFIFA11+ や JFAのサッカー医学マニュアルがスタンダードでしょうか。

コンディショニングについてはまた次回まとめます。

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