スポーツ現場での情報収集に用いる”HOPS”とは?

スポーツ現場で機能や症状を評価する場合にはHOPSと呼ばれるものが用いられます。

今回はそのHOPSについて解説していきたいと思います。

「スポーツに関わる」

「トレーナー業務に関わる」

方は参考にしてみてください。



HOPS における情報の収集


H. history (問診)

O. observation (視診)

P. palpation (触診)

S. special test (スペシャルテスト)

の頭文字から成ります。


history (問診)

問診から身体の現状を正確に把握するために用います。

現病歴や症状などを問診を通じて評価していきます。


observation (視診)

身体全体を観察していきます。

表情や動作など観察ポイントは多岐に渡ります。

一般的に行う理学所見や動作分析などもここへ含まれます。

評価項目を抽出して行うために、

疾患やスポーツの競技特性を理解しておく必要があるかと思います。


palpation (触診)

解剖学に基づき、骨や筋肉、軟部組織などの状況を直接触ることによって確認します。

実際、評価で得られた情報を確かめたり、動かしてみて評価を深めたりします。


special test (スペシャルテスト)

上記3つからある程度の傷害部位を限定し、特定の傷害を検査するために用います。

理学療法士は診断は出来ないので、スポーツ現場ではあくまでも症状の鑑別や判断する場合に用いています。



概念的な内容になってしまったので、

今後、具体的な例や内容に関してまとめていければと思います。

参考になれば嬉しいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA