海外のリハビリは気になりませんか?
ドイツは医療が進んでいるイメージもありますよね?
今回は
ドイツの理学療法(フィジオセラピー)について解説します。
とはいっても私は学生時代に7年前に2週間ほど留学しただけなので内容に違いがあったり当時と変わっていることがあるかもしれませんのでご了承ください。
目次
ドイツのフィジオセラピーは?
ドイツのフィジオセラピーは日本に近いイメージで実際行っていることや学んでいることも同じような内容でした。
教育
ドイツは大学もありますが専門学校も多くそれによって教育年数が変わっています。
これは日本と同じようなカリキュラムですが、日本よりも専門学校が多いという印象です。
実技系の勉強ではPNFなどのアプローチもありますが、解剖学や触診を非常に重要視しています。
私のドイツの友人も実技系の資格を取得し働いているようで日本でいう治療院に近いのでしょうかね?
また、実習期間が長く、実技試験も回数が多いみたいでそれに合格しないと卒業はもちろん資格も得られません。
実習もドイツ内だけでなくユーロ圏の国まで行って実習している様子でした。
これは日本と背景が違うので根本的に難しいかもしれませんが、日本も他の国で実習する時が来るのですかね・・・
資格
資格を取得した後はほとんどがリハビリ施設やクリニックに就職するようです。
ドイツはスポーツクラブの文化が盛んなので、スポーツのトレーナーをしている友人や学校教育のために学校の講師をしたり、研究所で働いたりといった
かなりバリュエーションが多い働き方です。
スポーツクラブのフィジオになった友人はバイエルンミュンヘンのユースのトレーナーもしてましたね。
また、
日本と違いドイツのフィジオは開業権があり自分で開業している友人も多くいます。
開業して行うためには衛生局の試験を受験して合格する必要があるようですね。
フィジオの資格以外にボバースやマニュアルセラピーなどを取得しているといっていた気がします。
施設
クリニックに見学にいかせてもらいましたが、日本と違うところは、一人一人部屋が分かれていたところです。
この部屋は脳卒中、この部屋はスポーツ疾患といったように分かれていました。
何故だろうと思っていましたが、治療場面を見て納得しました。
クライアントが衣服を捲ったり、場合によっては下着になることもあったので、プライバシーに配慮しているのでしょう。
また、器具や治療のための用具がとても多い印象でした。
このクリニックが特別だったのかも知れませんが、とても印象的です。
以上になります。
今回はドイツのフィジオセラピーについてまとめました。
個人的には資格を取った今、またドイツにいっても面白そうだなと思っています。
簡単ではありましたが、「へえ〜、そうなんだ」程度に思って貰えば嬉しいです。
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