ミナト医科学株式会社の製品のソフトレーザリーが筋の柔軟性改善に有効であったので紹介させていただきます。
レーザーというとあまり馴染みが無い方もいると思いますが、筋柔軟性改善には有効であると思います。
私の恩師が物理療法で研究していることもありこの前に機器の情報を聞いたのでまとめたいと思います。
レーザー治療とは?
LLLT(Low reactive Level Light Therapy : 低出力レーザー治療)には、神経伝導の抑制、血流の改善、抗炎症などの作用が報告されています。
治療中の痛みがなく、低侵襲で、高い疼痛緩和効果を発揮する治療法として注目されています。
ここでは痛みに関して報告されていますが、筋の柔軟性に対しても効果を発揮すると思われます。
ハムストリングスに照射を行うことでSLRの角度が向上したり腓腹筋に照射することで足関節背屈可動域が向上するということが私が行ってみて分かりました。
レーザー照射に関してエビデンスは 推奨グレードB エビデンス2となっています。
Gur Aが2003年に行った研究では、膝OA患者90名に対して
レーザー治療(LPLT)を3グループに行い、 グ ループ A(LPLT 5 分 3 回+運 動),グループ B(LPLT 3 分 2 回+運動),グループ C(プ ラセボレーザー+運動)に分け、WOMAC・膝関節ROM・疼痛・朝のこわばり期間・歩行距離を測定した。
運動前と比較して、運動後は、疼痛と機能面において有意に改善した。
プラセボレー ザー群と比較して,グループ A(レーザー治療 5 分+運動群)では、すべての評価項目で、またグループ B(レーザー治療 3 分+運動群)では、WOMAC と疼痛群におい て,有意な改善を認めた 。
と報告してあります。
このことから痛みに対してはある程度の効果があることがわかります。
ソフトレーザリーとは?
半導体レーザーの照射によって、筋肉や関節の痛みをやわらげる、ソフトレーザリー。
パワー密度が高い180mWの最高出力をピンポイントで照射し、素早く「痛み」の深部に浸透します。
腰痛、肩こり、関節炎やリウマチ、あるいはスポーツによる筋肉痛、腱鞘炎に使用されています。
優れた可搬性で、「いつでも、どこへでも」半導体レーザー治療を提供するものです。
HPから引用させていただいたものですが、「いつでもどこでも」というのが良いですね!
この前の記事でも書いたのですが、私がスポーツ現場で使うためにコンパクトさを重要視してます。
そのため手軽にレーザー治療が行えるのがありがたいです。
的確な照射を可能にするプローブ
安全に配慮した接触式照射スイッチ
安全に配慮した接触式照射スイッチを採用。意図せぬレーザー照射を防ぎ、事故の発生を防止します。設定を手元照射スイッチに切り替えることで、人体に接触せずに照射することも可能です。
高パワー密度のピンポイントレーザー照射
最高出力180mWの半導体レーザーを採用。高いパワー密度のレーザー光がピンポイントで深部に到達することにより、照射時間が短縮され、患者様への負担をやわらげるとともに、治療効率を高めます。
一目で確認できる設定内容
液晶パネルが出力、照射時間をわかりやすく表示。
出力は60/100/140/180mWの4段階に、時間は10秒から60秒まで10秒単位で設定でき、表示切替スイッチでそれぞれの数値をすぐに確認できます。
いかがでしょうか?
ミナト医科学さんのHPから引用させて頂きました!
個人的には手軽にレーザー療法を用いることができるので非常便利な機器だと思います。
参考になれば嬉しいです。
こういう物療機器のコラムは少ないので参考になります
コメントありがとうございます。
参考になれば嬉しいです。
他にも物療機器でまとめられるものが有れば、投稿しますのでお願いします^ ^