膝関節疾患の方が日常生活を獲得するにあたって目標となる可動域が必要です。
可動域がなんのために必要なのか?
どの程度あれば良いのか?
そんなことを疑問に思った方もいるのではないでしょうか?
実際、膝OA・靭帯や半月板など膝関節の可動域制限をもたらす疾患は様々です。
今回は日常生活で必要な膝関節可動域の具体的な数値をまとめていきたいと思います。
日常生活動作と膝関節可動域
膝関節は屈曲・伸展・内旋・外旋などの動きをします。
その中で今回は、代表的な生活動作と膝関節屈曲可動域についてまとめていきます。
日本の生活様式は欧米化している家も多く、床での生活をする方は少なくなっていますが、それでもまだ床に座るときやしゃがんだりすることがあると思います。
地域によっては移動のために自転車に乗る必要がある方もいるのではないでしょうか?
対象者の生活様式をしっかり聞き取って、獲得すべき動作の確認とそれに必要な可動域を共通認識で持つことが大事ですね。
参考になれば嬉しいです。
参考文献
吉元 洋一: 下肢のROMとADL. 理学療法学. 15(3). 1988.
廣幡 健二 他: 片側人工膝関節置換術後患者の自転車エルゴメータ駆動能力と膝関節可動域の関係. 第47回日本理学療法学術大会 抄録集.
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