試合に望むための呼吸法【スポーツ心理学】

試合に対する気持ちは人それぞれ違います。


私も高校生たちを見ていると、本当にいろんなタイプがいるなと思います。

気合入っているタイプやリラックスしているタイプ、空回りするタイプなど


「いつも通りやる」ことは、簡単にできる子もいれば、出来ない子もいてそれぞれだと思います。


試合前にモチベーションを上げるための呼吸法を今回紹介します。

具体的には以下の通りです。

  • 交感神経
  • 副交感神経


スポーツ種目ごとの呼吸法

スポーツ種目によって、試合をする時の緊張や興奮が高い方がいいのか、低い方がいいのかが変わります。

集中するような競技(弓道・ライフル競技など)「よし行くぞ!行くぞ!」といった興奮レベルではダメでしょうし、

コンタクトスポーツやパワーやスピードを使う競技であれば、興奮レベルを上げる事もあります。

色々なタイプがあって、興奮レベルをどの辺りにもっていくかが重要です。

しかし、一つのスポーツの中に興奮レベルが混在している例もあります。

サッカーのプレーでPKなどがそうでしょう。

インプレー中は興奮レベルが高い方がいいですが、PKの時はある程度の集中が必要です。



緊張や興奮をコントロールするには「呼吸をコントロール」します

ほとんどの人は、普通に呼吸は出来るからと、呼吸法をトレーニングしたことがありません。

呼吸法を真面目にトレーニングすると、「なるほど」と思う事がいっぱいあります

緊張レベルが高すぎる、テンションを下げたい場合は→腹式呼吸
口をふさいで鼻から息を吸うと、自然と腹式呼吸になります。

鼻呼吸すると、お腹に空気が入ります。

この呼吸法によって副交感神経優位になります。


緊張レベルが低い、テンションを上げたい場合は→胸式呼吸
鼻をつまんで、口から息を吸うと胸式呼吸になります。

鼻をつまむと空気は腹まで入っていきません。

この呼吸法によって交感神経優位になります。




今回は、スポーツの試合前に行う呼吸法を紹介しました。

少しの意識や呼吸法を変えるだけで、自律神経が反応して試合に望むメンタルが整います。


参考になれば嬉しいです。

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