試合前後の正しい栄養の摂取は?

運動 と 栄養 これは絶対に欠かせません。

適切なトレーニングと適切な栄養 みなさんは考えているでしょうか?

関わっている高校生の食事を見てみると勿論ですがそれぞれで食事が違います。

試合前に何を食べるか? 試合後に何を食べるか?

正しく考えて行うことでパフォーマンスが確実に変わります。

  • 試合前の食事
  • 試合中の食事
  • 試合後の食事

この3点について述べていきたいと思います。


試合前の食事

ポイントは「なるべく脂質を減らし糖質を多く摂取する」ことです。

脂質は吸収に時間がかかりエネルギーに変換するのに時間がかかります。

糖質はグリコーゲンに変換され体(主に筋肉)に蓄えられますが、運動時はグリコーゲン分解を起こすためエネルギーに速く変換されます。

試合前の食事は前日から始まります。

  • おかずを減らし主食を増やす(70%程度)
  • 脂質を控える(揚げ物など)
  • 果物を摂取し糖質+ビタミンを摂取する

これらがポイントです。

試合当日になり試合1~3時間前の食事も上記と同様に摂取します。

しかしここでは量をあまり摂取せず8分目までにしておきます。

脂質の少ないおにぎりやうどん等の軽食が良いとされています。

試合30分前の食事では固形の物を摂取すると消化できません。

そのためゼリー飲料やバナナ、スポーツ飲料を摂取します。


試合後の食事

試合後は激しい運動により栄養が枯渇しています。

そのため急速に栄養摂取することが必要です。

重要な点は

  • 吸収の速いエネルギー源を摂取(スポーツドリンク・ゼリー飲料・オレンジジュース)
  • 早くバランスのいい食事を摂る(主食・おかず・野菜・果物・乳製品) 

です。

当日に次の試合がある場合は消化を考えてゼリー飲料やオレンジジュース、バナナの摂取が薦められます。

よく、プロテインのみを摂取する場面を見かけますが、リカバリーのためには栄養素が必要なためタンパク質も必要ですが、栄養の摂れた食事をすることが重要です。

菓子パンやコンビニの食事は手軽ですが、試合でいいパフォーマンスをするにはバランスの取れたお弁当やおにぎりなどの準備ができると良いですね。

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