足関節捻挫はスポーツ現場において非常に多い疾患であり有名です。
実際になったことがある方は分かると思いますが、受傷した時は非常に痛い怪我ですが数日たつと収まってくるのも事実です。
そんな疾患であるからこそ現場では軽視されてしまうのが現状です。
捻ったけど痛くなくなったから大丈夫・・・
捻挫はケガじゃない!
こんな風に思う選手や指導者もいます。
この記事は
という方に読んでもらえればと思います。
私も高校サッカー部のトレーナーをしていて現場で足関節捻挫を急性期から復帰まで対応することがありますし、外来でも来院することもあります。
その中で実際に使えそうなポイントをまとめてみます。
目次
問診要項
基本的に私は問診を以下の項目に基づいて進めています。
現場で直接見ていれば省くポイントはもちろんありますが、主にこれらのことは対応しながらでも聞きます。
また、対応前には予測として
などのスクリーニングを頭の中で行うこともあります。
このようなスクリーニングと身体機能的な評価を組み合わせることで適切な評価を行うことが出来ると思っています。
身体機能評価
続いて身体機能や患部の評価に移ります。
患部の評価
を行っています。
現場レベルでは診断はできないのであくまでも障害の程度や状態を確認するといったイメージです。
身体機能評価
もっと詳しく書くとまとまりが無いので項目のみを挙げました。
具体的な症例を今後提示してみても面白いかもしれないですね。
回復の段階と動作のレベルを上げていって遅れていないか?過度な負荷となっていないか?など考慮します。
特に試合前などの重要な場面ではしょうがない場合もありますが、基本的に練習や練習試合レベルであれば無理をさせずに休めることも伝えます。
本人の意思もあるので100%とは言わないですが、こちらから選択肢とどこの目標に向かって直していくのかを提示してあげると(特にジュニア・ユース年代)本人もはっきりとすることが出来ると思っています。
本日は足関節捻挫の現場や臨床で行う基礎的な評価をまとめてみました。
もしこんな評価も行っている等あればご意見ください。
参考になれば嬉しいです。
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