ストレッチは体の柔軟性の維持・向上に効果があります。
それに加えて、運動後の縮まった筋肉を伸張させることで疲労軽減を行うこうとができます。
しかし、どんなストレッチも子どもが行って構わないわけではありません。
大人と違い、成長段階にあるので注意するべきポイントがあります。
今回は、子どもが行ってはいけないストレッチをまとめていきたいと思います。
子どもの運動教室や、自宅でお子さんとストレッチをする際に参考にしてください。
目次
子どものストレッチで注意するポイント
子どもと一緒にストレッチをするときに注意する点は、「関節や靭帯に負担をかけない」「勢いをつけて、はずみで伸ばさないこと」です。
2. 勢いをつけない
これらは、剥離骨折や筋断裂などの原因になるのでやらせるべきではありません。
また、子どもは体がまだ柔らかい上に、お父さんやお母さんに褒めてもらいたくて無理をしてしまいがち。
呼吸をしながらゆっくりと伸ばすように声をかけながら行なうようにしましょう。
一緒にゆっくり10秒数える程度で良いと思います。
子どもが行ってはいけないストレッチ
開脚を反動をつけて行うストレッチ
股関節の可動域は必要ですので、股関節を広げるストレッチは重要です。
しかし、手加減がわからずに反動を使うことで剥離骨折や筋肉や腱などの損傷の危険があるので注意です。
ハードラーストレッチ
ハムストリングスのストレッチで用いられますが、股関節や坐骨神経に負担がかかるのであまり適していません。
鋤のポーズ
この姿勢は頸部が過屈曲となり首の負担が大きい姿勢です。
結構やりがちな姿勢ですが、子どもにこの姿勢はオススメできません。
上記の内容はそれぞれ、関節や靭帯、筋の損傷を考慮したものになります。
スポーツや運動を行うには可動域を広げていく必要があります。
ストレッチで広げた可動域を全身の遊びや運動を通して使っていくことで、運動能力も発達していきます。
怪我を予防しながら子どもの成長を促していきたいですね。
参考になれば嬉しいです。
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