冬になり、朝晩の寒さが厳しくなってきました。
「手足が寒い」
「寒くて動きにくい」
といったことを感じる方が増えてきていることだと思います。
今回は体を温める働きを持つ「生姜」についてまとめていきたいと思います。
なぜ生姜が体を温めるか?
生の生姜に多く含まれるジンゲロールという成分があります。
これは、末端の血管を拡張させ血流促進し、体を温める一方で、体の深部を冷やす効果(⇒解熱作用)があります。
そのため、末端冷え性には効果的ですが、体温そのものが低いタイプの冷え性の方は注意が必要となります。
しかし、生姜に適度な熱を通すことでショウガオールという成分が増します。
これは、燃焼効果を高め熱を作り出すと共に血流促進を行い、体を芯から温める働きを持っています。
そのため、体温そのものが低い冷え性の方に効果的であると言えます。
ただし、あまり高温で加熱すると有効成分が壊れてしまうことがあるので注意が必要です。
簡単な調理法
保温ボトルに皮付きのまま薄切りにした生姜と熱湯を入れ、3時間ほど置きます。
これによって急激に熱が通ることなく加熱することができます。
出来上がったら生姜白湯としてそのまま飲むのも良し、これで飲み物やインスタントスープを入れても良いと思います。
朝に飲んだり運動前に飲むことで体温上昇効果が時間できるのでは無いでしょうか?
子どもから高齢者、運動前など取り入れてみてください。
参考になれば嬉しいです。
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