目次
はじめに
皆さんも徒手筋力検査は用いているでしょうか?
多く用いられるのは「MMT」かと思います。
MMTは普段 筋力検査の共通言語として用いられています。
あくまでも関節トルクを測定しているので、純粋な筋力の検査ではないのでここを把握しておく必要があるのですが、今回の主旨とは外れるので深くは解説しません。
MMTですが数年ごとに更新されています。
私は第7か8版で勉強していたので段々変化しているんだなあと思うばかりです。
この前、出身の養成校にいった時に、大学時代の恩師からこの話をされました。
- 普段MMTを使用する方
- 学生指導を経験する方
に向けて解説します。
IK
結論:変更点は?
変更点として以下のものがあります。
- 体幹筋力でプローンプランクテスト
- ハンドヘルドダイナモメーターが追加
- 翻訳文章が読みやすくなった
以下にこれらを解説していきます。
体幹筋力でプローンプランクテストが追加
これまで体幹筋力の測定は
屈曲・伸展・回旋がメインでした。
今回はプローンプランクが、
体幹筋力(安定性)として追加されています。
段階は5が120秒保持みたいですね。
なかなかきつい感じがしますが、どうでしょうか?笑
これもまた改訂ありますかね?
ハンドヘルドダイナモメーターが追加
MMTの他にハンドヘルドダイナモメーター(以下HHD)を使用することがあると思いますが、公式的に認められた形となります。
私としては数値として出るので最近臨床ではHHDを使用することが多いです。
等尺性収縮を測定する機器でBIODEXよりは信頼性が劣りますが、測定の代償や検者間での誤差を減らすことができれば、信頼性のあるデータが取れると思います。
翻訳文章が読みやすくなった
これは個人的に思っていたことです。笑
翻訳の文章が不自然なところがあったので、それが修正されてきています。
姿勢や代償などの抑制には声かけが重要なので、言葉遣いにも気をつけて行きたいですね。
まとめ
今回は専門的な内容になってしまいましたが、意外に重要なことなのでまとめました。
こういった内容を覚えてきた学生に対しても「知らなかった」ではなく
しっかり教えられるようになりたいですね。
是非、以下のリンクからご参照ください。
一番お手軽な値段かと思います。
参考なれば嬉しいです。
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