近年、TVや雑誌で
「サウナ」
にハマっている人やブームが起きているとの紹介があります。
サウナによる研究は世界中で行われており、それらの研究で方法や効果などが報告されています。
今回、エビデンスに基づいたサウナの効果
目次
そもそもサウナとは?
サウナ浴は受動的な温熱療法の一種であり、短時間だけ高い温度にさらされることを特徴としています。
フィンランド発祥である典型的なサウナは、空気が乾燥していて温度が比較的高いのが特徴です。
サウナの推奨温度と湿度は、80℃から100℃で、湿度は通常10%~20%です。
一般的なサウナは、サウナ室に短時間滞在し、その間にクーリングオフ(水風呂、水泳、シャワー、または室温でのクーリングオフ)を行います。
サウナ室での滞在時間は、サウナに入る人の快適さや体温にもよりますが、通常は5分から20分程度と言われています。
エビデンスに基づいた正しいサウナの効果
サウナの効果があると言われている疾患や効果内容についてまとめます。
疾患
- 筋骨格系疾患
- 変形性関節症関節
- リウマチ
- 線維筋痛症
- うつ
- 心疾患
- 循環器疾患
効果
- ストレス軽減
- 全身血圧の低下
- 内皮機能の改善
- 酸化ストレスと炎症の減少
- 自律神経系の有益な調節など
適応としては多くの疾患で有用と言われており、効果も多くの効果が報告されています。
今回は、概要について簡単にまとめました。
方法や介入研究は結果が散見されていますが、どの介入研究もプラスに働く傾向がみられています。
現在は環境的にサウナに行きにくいと思いますが、時期が来たらまたブームが再熱するのかなあと個人的に思っています。
参考になれば嬉しいです。
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