Apple Watch Series6 でリハビリにどのような影響が?

2020年9月15日 Apple Eventsが行われ、Apple Watch Series6(税別42,800円から)が発表されました。


https://www.apple.com/jp/apple-watch-series-6/から引用


前回よりも更に進化して医療・リハビリ・フィットネスに対してより有効なアイテムとなったのでその機能をリハビリ目線からまとめていきたいと思います。



結論としては

  • 新機能および新サービス
    • 血中酸素濃度が測定可能になった
    • Fitness + というサービス開始
  • リハビリへの影響
    • 血中酸素濃度の記録により更に活動量が記録できる
    • 日々の活動量や前ADLの把握に有効
    • 「Rehabilitations +」というサービスも始まって欲しい


今回は

  • Apple Watchの購入を考えている
  • どのようなものか知りたい

といった方に見てもらえればと思います。



Apple Watch Series6まとめ


新しく追加された機能で注目する点はここでしょう

血中酸素濃度測定

Apple Fitness +

この点に関して

それぞれ説明しながらどのような使い方があるか考察していきたいと思います。




血中酸素濃度測定

Apple Watchの裏面に赤外線センサーが埋め込まれており、赤外線が手首の血管を照射して、その反射光の量を読み取って酸素のレベルを示す血液の色を計算するみたいですね。


計算する」ということなので、血液の色や反射光の量を読み取って、「この色なら○○%」といったことのようです。

そのため、パルスオキシメーターのようにヘモグロビンの量や透過性を見ているわけではないので正確性は欠けそうですね。


そのため公式サイトで注意としては、

この機能は、医療での使用や医師との相談または診断を目的としたものではなく、一般的なウェルネスとフィットネスのためだけに使えます。

と書いてあるので、あくまでも一般使用目的といったところですかね。


とはいえ、一般でランニングやフィットネスをしている方に対しては、健康管理や運動中の強度の指標にはなりそうですね。

心拍数と血中酸素濃度が記録されるので、運動中にどのような変化をするのかモニタリングもできそうです。

元々ある機能の活動量や歩数計、加速度計、距離測定などとまとめてみてみると良い指標になりそうですね。



これだけ記録することができれば、外来や訪問のクライアントに対して普段どのような活動や生活をしているのかモニタリングする指標となりそうですし、受傷前ADLの把握に良いのではないでしょうか?



Apple Fitness +

これは、Apple Watchの機能ではないのですが関連するものとして挙げます。

ヨガ、サイクリング、ダンス、トレッドミルなど10種類のワークアウトを用意する月額サービスで、毎週初心者向けを含む新たなワークアウトをユーザーに提供するものです。

どのような運動をするかは動画で提供され、iPhone、iPad、Apple TVで視聴可能です。

特別な機器を必要とせずにできる運動を取りそろえ「いつでもどこでも好きなときに」「よりやりがいのある運動」をこなすことができます。

運動中の心拍数や燃焼カロリーなどの統計情報はApple Watchその他の画面で確認が可能とのことでした。


Apple Watchでは活動量をリングで記録していましたが、その具体的な運動メニューは記載されていませんでした。

今回のサービスによって、具体的なメニューの提示と実際行ったトレーニング量が記録されるので非常に良いですね。


リハビリメニューもこのように動画で流せるようなサービスがあれば良いのにと思いました。

Rehabilitations +」のような笑


しかし、このサービスは日本ではまだ開始されないとのことなのでこれからに期待したいです。




Apple Watch Series6が発売されたタイミングでリハビリにどのような影響があるかまとめてみました。

私もApple Watchの購入考えていますが、機能的にはSEでも良いかなと思っています。


皆さんはどうですか?


参考になれば嬉しいです。

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