論文のIFを調べるにはPubmed impact factorがオススメです。

論文の掲載雑誌を見る際に、Impact Factor(以下 IF)を見ていますか?


研究をしている人やしたことがある方なら当然なのですが、これを知らずに論文をみている人が非常に多いです。

私は修士課程の時に論文の読み方などを学びました。

職場でもこれを知っている人はいなかったので、馴染みが無いと知らないのかと思います。


今回は、


  • Impact Factorを知らない
  • どうやって調べればいいかわからない

といった方に見ていただければと思います。



Impact Factorとは?

特定の1年間において、特定の雑誌に過去2年間に掲載された論文が 平均的にどれくらい頻繁に引用されているかを表す尺度です。

学術誌の影響度を表し、同分野の他の雑誌と、重要度を相対的に比較することができます。


注意点として、

その雑誌に掲載された個々の論文の評価指標ではない

といったところです。

また、引用数が多いのでレビュー系の雑誌はIFが高い傾向になります。



Pubmed impact factorで論文を調べる

Pubmed impact factorはGoogle Chromeの拡張機能で使用できます。

「Pubmed impact factor」と検索します。

「Chromeに追加」を押してインストールします。




使い方は実際にPubmedの画面で説明します。

検索したいキーワードを入力する

①「IMPACT FACTORS」バーでIFを調節する。

②「JCR QUARTILE」にチェックを入れる。
これは Q1:上位1/4 という意味なのでその論文が全体の上位何割に入るかを調節するものです。

③論文の下にIFとQuartileが表示される。



以上となります。


拡張機能をインストールするだけでいいので非常にオススメです。



いかがでしょうか。

エビデンスを用いることが重要と言われている中で、より良い情報を得ていきたいですね。

参考になれば嬉しいです。

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