山芋ってどれくらい食べますか?
先日、山芋を育てている方に話を詳しく聞いて、健康のための栄養素が豊富そうだなと感じました。
そのため今回は山芋の栄養についてまとめていきたいと思います。
目次
山芋とはなんですか?
そもそも
山芋は、ヤマノイモ科の栽培種で「肥大した担根体」を指します。
「大和イモ」や「伊勢イモ」など地方や産地によって呼び分けられており、自然薯、大和芋、長芋を総称して山芋と呼びます。
私のいる所は大和イモとして栽培しているところが多く、良く食べる機会があります。
粘り気がほどよくアクが少ないので、そのまますりおろしたり、千切りにしたり、生でもおいしく食べられます。
火を通しても食感や味が楽しめて、アレンジ自在な野菜のひとつです。
山芋の栄養素は?
カロリー
山芋(長芋)100gあたりのカロリーは65kcal。
芋類のなかでも比較的カロリーが低く、水分量が多い野菜です。
ちなみに同じ山芋でも自然薯のカロリーは100gあたり121kcalです。
長芋と比べると倍のカロリーになります。
長芋は、低カロリーで糖質量も低く、長芋のネバネバの元である食物繊維が腸内環境を整えて便秘を解消する効果があると言われているため、ダイエット効果が期待できる食材です。
栄養素
長芋には、たんぱく質や食物繊維、ミネラル、ビタミンB群、ビタミンCなどが豊富に含まれています。
また、長芋のネバネバには喉や胃の粘膜を正常に保つ作用があります。
さらに、消化酵素のジアスターゼのほか、アミラーゼなど多くの消化酵素を含みます。
食物の消化を助け、疲れた胃腸をいたわる作用があります。
食物繊維
長芋には、水溶性の食物繊維が0.2g/100g、不溶性の食物繊維が0.8g/100g含まれています。
食物繊維は、消化管の機能や腸の蠕動運動を促進したり、栄養素の吸収を緩やかにしたりするなどの生理作用が知られています。
ビタミンB群
長芋にはビタミンB群が豊富です。
なかでもビタミンB1は100gあたり0.1mg含まれています。
ビタミンB1は、ブドウ糖のスムーズなエネルギー代謝を促す栄養素です。
不足すると、ブドウ糖から十分にエネルギーを作り出せず、食欲不振やだるさなどの症状を引き起こすおそれがあります。
熱に弱い性質のため、長芋の場合は加熱せずに生のまま食べることをおすすめします。
ぬめり成分
長芋のぬめり成分には、喉や鼻の粘膜のはたらきをサポートし、ウイルスの侵入を防ぐことによって、風邪の対策にも繋がります。
今の時期にも良いですね。
農家の方が「山芋は”畑のうなぎ”だよ。」と言っていました。
しかし、ネットで調べるとあまりヒットしなかったので笑、
本当なのかは謎ですが、栄養素が豊富なのは本当みたいですね。
ダイエットにも良さそうなので積極的に食べてみてください。
参考になれば嬉しいです。
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