高齢者の方が椅子に座って、今流行っている曲を踊っているところを見かけました。
それをみて、何も昔の曲に縛られる必要は無いなと感じました。
リズム運動が高齢者の健康に与える影響をまとめていきました。
リズム運動とは、簡単にいえば一定のリズムを重視した運動のことを指します。
たとえば、ダンス(マンボ、ルンバ、ブルースなど)をアレンジしたリズム運動に早くから取り組み、参加者(1万人以上の中高年)の体力年齢が平均で10~15歳も若くなったことが報告されています。
一方、リズム運動のメンタル面の効果については、セロトニン神経系の活性化には、呼吸・歩行・咀嚼(そしゃく)などのリズム運動が効果的とのことです。
リズム運動でもっとも手軽なのは、咀嚼、つまり噛むこと。
たとえば、ガムを噛むという簡単な行為でも、20分程度続けていると、脳内セロトニン濃度が高くなるのです。
噛むということに関してまとめた記事もあるのでもし興味あればみてみてください。

リズム運動には、効果的な運動継続時間があります。
どの運動の場合も、運動を始めて5分後くらいからセロトニン濃度が高まり、20~30分でピークに達します。
それ以上運動を続けて、疲れたと感じるレベルになると、かえってセロトニンの機能は低下します。
無理して疲れるレベルの運動をすると効果的では無いようですね。
自分にとってきついと感じる激しい運動や、苦手な運動の場合も効果は期待できません。
運動を始めるとつい頑張って、やりすぎになりがちですが、メンタル強化の運動は楽しみながら、できれば毎日20~30分間おこなうこと。
何事も継続できることが重要です。
夜間でも、運動をしないよりはいいのですが、セロトニンは太陽の光で活性化されやすいので、朝や日中のほうが効果的だといえます。
高齢者の方は比較的朝の活動が多いので、このあたりは意識するだけで大丈夫そうですね笑
ただ単純な筋力トレーニングをしてツライと感じるだけでは逆効果になる場合があります。
そこを意識した運動も取り入れていきたいですね。
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