色彩がスポーツパフォーマンスに及ぼす影響

ユニフォームや実施環境の風景など

スポーツを行う際には様々な色彩が影響しています。


今回は、色彩がスポーツパフォーマンスに影響を与える理由についてまとめていきます。

色彩をうまく利用することで心理的なコントロールを図ることができます。



色彩が体に与える影響

私たちの体は光や色に対して筋肉が反応するようにできています。

この筋肉の変化は「トーナス変化」と呼ばれています。

各色の数値と反応は以下の通り(図1)で、

数値が小さいほど筋肉が弛緩している「リラックスしている」状態で、反対に数値が高くなるほど、興奮状態を表します。

図1 色彩とトーナス反応

この光線の色に対する効果は視覚からの影響を受けていないため、体全体として感じ取っているようです。


このように、色は脳にさまざまな影響を与えます(図2)。

これをスポーツに活用したものも多いのです。

図2 色彩と感情・イメージ

ユニフォームの色で本人たちの感情の変化や相手の印象に与える影響は変わります。

そのため、その時の状態によって色を使い分けると良いと思います。

例えば、試合前で感情を高めたい場合は、赤色のものを身に付けるなどの工夫をしてみると良いかと思います。



今回は色彩がスポーツパフォーマンスに与える影響についてまとめました。

このように、色彩がパフォーマンスに影響を与える例は意外とあるものです。

色彩という視点でスポーツを見ていると、また一つ面白いポイントとして見れるかもしれません。

参考になれば嬉しいです。

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